魅惑的ないろ その3
西洋絵画に遣されている各時代の王候貴族の肖像画、かつての王宮建築や、各種工芸品を見ても金色の装飾が主体をなしていることは明らかだ。
これらの肖像を描いた西洋近世の画家たちは、やはり金色そのものを使わずに黄金の輝きを表現していますが、「ゴールド」という名前も、単に金そのものの色を指すだけでなく、金の印象に近い黄色系の色を表わす系統色名として使われることもあり、固有色名でも「金茶色」、「ブラウンゴールド」などという色の呼び方をする。
ゴールド系の色は、いわば茶色と黄色の中間にあって、両者のイメージを共有する色系統のことだと考える方がよいでしょう。